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「はせがわ酒店」の戦略

朝日新聞の土曜日版「Be」の今朝のフロントランナーは、「はせがわ酒店」の長谷川社長でした。

僕は日本酒が好きなので、ある程度日本酒業界を知っていますが、長谷川社長ほどビジネスマンの視点を持っている酒販店経営者はいません。年間数千万円だった下町の小さな酒屋の売上を、今では年商20億円に伸ばしました。

酒販店が売上を上げる方法として、人気の銘柄を揃えることが一つあります。心ある酒販店ならどこでも酒の会をしたり、全国の蔵元を回ったりして人気銘柄に育てたりしています。もちろん、長谷川社長もやっています。

しかし、長谷川社長は、「日本酒」それ自体のステイタスの向上を戦略の核に据えている点が、他の酒販店さん達と大きく異なっています。

一言で言えばイメージ戦略です。そのために、日本酒のイメージとは程遠い表参道ヒルズへの出展という戦術を取り、東京駅のグランスタにも進出しました。国際線のファーストクラスに吟醸酒を置くようにしました。

自身がフェラーリやマセラッティに乗る姿を殊更にブログで書き、各地の人気蔵元にも高級車を勧めています。静岡の蔵はベントレーに乗り、山形と福島の蔵はポルシェに乗り、鹿児島の蔵はフェラーリに乗っています。

「この酒が旨いから飲んで」、という普及の仕方もあると思いますが、長谷川社長は日本酒自体の底上げをイメージ戦略で取り組んでいて、それは成功しています。

はせがわ酒店の棚に並ぶことが全国の地酒蔵の目標になり、そのために蔵元は日々研鑚して高品質の酒を醸そうとしています。そうして、日本酒自体の底上げがなされています。

これからの目標は年商200億円だそうです。

そのための戦略は、海外市場です。もう既に、種は撒かれています。今の円高傾向は誤算だったでしょうが、輸出量が少ない今の時期だったのは幸運とも言えます。

成功する時は運も味方します。斜陽産業の日本酒だけに、ビジネスチャンスはあると思います。


ビジネス戦略 | コメント(0) | トラックバック(0)2008/10/25(土)12:04

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